oracle10gのインストール時のエラー対応一覧など

 TNSlistenerの設定

$ORACLE_HOME/network/admin/listener.ora

%ORACLE_HOME%/NETWORK/ADMIN/listener.ora

listener.ora
SID_LIST_LISTENER =
(SID_LIST =
(SID_DESC =
(SID_NAME = SIDを設定)
(ORACLE_HOME = ORACLE_HOMEを設定)
)
)

LISTENER =
(DESCRIPTION_LIST =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = WIN1)(PORT = 1521))
)
)

・リスナ名
一つのサーバに複数のリスナを定義することができるため、リスナを識別する名前を設定。 デフォルトのリスナ名はLISTENER。

・HOST名(IP)
通常サーバのhostnameを設定。複数IPを持つ環境ではポートを開くIPを指定。

・ポート番号
使用するポート番号を指定。デフォルトは1521番。

・SIDまたはサービス名(service_name)
SID,サービス名はデータベースを識別する名前。

接続確認
  • ping Oracleサーバのホスト名もしくはIP
  • telnet Oracleサーバのホスト名もしくはIP 1521
  • tnsping Oracleサーバのホスト名もしくはIP
    tnsの設定が正しいかのチェックができます。
  • sqlplus ユーザ名/パスワード@ホスト文字列

TNSlistenerの起動、停止、確認

  • 起動:lsnrctl start <リスナ名>
  • 停止:lsnrctl stop <リスナ名>
  • ステータス確認:lsnrctl status <リスナ名>
  • サービスの受け入れ状況の確認:lsnrctl service <リスナ名>

インスタンスの削除方法

DBCAによる削除とORADIMコマンドによる削除の手動での削除、DROP DATABASEコマンドによる削除(10g以降)4通りある。

oradimコマンドで削除

  1. oradimコマンドの発行:「oradim -delete -sid orcl」
  2. OracleDBConsole<SID>の削除:
    レジストリ:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services
    コマンド:「sc delete OracleDBConsoleorcl」
  3. ファイルの削除
    %ORACLE_BASE%\admin\<SID>配下
    %ORACLE_BASE%\flash_recovery_area\<SID>配下
    %ORACLE_BASE%\oradata\<SID>配下
    %ORACLE_HOME%\dbs\SPFILE<SID>.ORA

手動での削除

  1. データベースの停止:shutdown abort
  2. 物理構成ファイルの削除
    %ORACLE_BASE%\admin\<SID>配下
    %ORACLE_BASE%\flash_recovery_area\<SID>配下
    %ORACLE_BASE%\oradata\<SID>配下
    %ORACLE_HOME%\dbs\SPFILE<SID>.ORA
  3. サービスの削除

プログラムからの接続

The Network Adapter could not establish the connection

  1. インスタンスが起動してない
    sqlplus>startup
  2. リスナーが起動してない
    lsnrctl
    LSNRCTL> start

EMが動いていない場合

sqlplus>emctl start dbconsole

 

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